車と日帰りで塩水橋から丹沢山(神奈川県)に登る方法-2/日本百名山-

名前(なまえ) 丹沢山(たんざわさん)
エリア 神奈川県相模原市清川村山北町
標高 1567m
三角点 一等三角点
おすすめコース 塩水橋ルート
距離 12.5km(往復)
標準タイム 7時間20分(往路:3:40/復路:3:40)
自己タイム 8時間15分(蛭ヶ岳含む往復)
日帰り
登頂回数 1
251 219 356*17 (現在はこちら: 251 036 843*52)

 

 

この記事で紹介している塩水橋は2020年7月現在通行止めとなっているため、別の登山口をご利用ください

詳しくはこちら

 

神奈川県西部にある丹沢大山国定公園の主脈

丹沢の山脈のことを丹沢山系または丹沢山地と言います。

鍋割うどんで有名な鍋割山、バカ尾根で有名な塔ノ岳、先日紹介した大山などがあり

その核心部に位置するのがここ丹沢山です。

眺望は良いですが、核心部にあることからアクセスがやや不便な山になります。

最短ルートは塩水橋からですが、現在は通行止めのため他の山を縦走して来るのが最短ルートになります。

 

https://manimani.blog/climbing/oyama/

 

神奈川県最高峰の蛭ヶ岳(ひるがたけ)がある

丹沢山の隣には神奈川県最高峰の蛭ヶ岳(1673m)が座っていて、丹沢山に登る人は蛭ヶ岳まで縦走することがほとんどです。

f:id:tacumix:20160503101300j:image

 

ただ、丹沢山から蛭ヶ岳まではアップダウンが激しいコースになるので体力を温存しておきましょう。

下の写真の左の山の更に奥に蛭ヶ岳があります。

f:id:tacumix:20160503100854j:image

 

左の山を超えると蛭ヶ岳が見えてきます。

f:id:tacumix:20160503101142j:image

蛭ヶ岳からの眺望も素晴らしそうですが私が登頂したときはガスがかかっていたため眺望はゼロでした。

 

晴れた日には富士山が望める

神奈川県西部ということもあり、更に西側には高い山がほとんどなく晴れた日には富士山を見ることができます。

逆に遮るものがなく風が強い日は寒く感じるので防寒対策もしっかりしましょう。

f:id:tacumix:20160503100646j:image

 

アクセス

この記事で紹介している塩水橋は2020年7月現在通行止めとなっているため、別の登山口をご利用ください

塩水橋までは県道70号線になりますが車でしかアクセスできません。

都会から行く場合は宮ヶ瀬湖から入るのが良いです。

県道70号線は秦野に続いていますが、途中から一台分しか通れないほど狭くなる箇所があり、また秦野からは遠いため

宮ヶ瀬湖からのアクセスが最適です。

なお、塩水橋は駐車というよりも駐車スペースになります。約16台ほどしか停められず、

人気の登山口になるためシーズンになると朝5時頃に着いても停められないことが多いです。

余裕を持って行きましょう。

 

現在、塩水橋に代わる最短ルートは塔ノ岳を経由する戸沢山荘付近駐車場になります。

ここまでは車でしかアクセスできません。

もしどうしてもバスで行きたいという方がいましたら長距離にはなりますが

小田急線で渋沢駅で降り、バスで大倉まで乗車するのが一般的です。

ただし大倉は様々な山への登山口になるためバスは登山者で激混み必至です。

前泊か早めの行動を心がけましょう。

渋沢~大倉の時刻表

 

コースの紹介

登山口から雨量観測所まで

まず登山口ですが、下の写真左上にあるゲートをくぐります。
これは下山時も同様です。
f:id:tacumix:20160503100325j:image
雨量観測所まではひたすらアスファルトで舗装された林道を登っていく形になります。
タイミングによっては作業車が通るかもしれませんので歩行には注意してください。
また丹沢山地ツキノワグマの生息地となりますので遭遇しないよう熊よけ鈴などを携帯しましょう。

雨量観測所から山頂まで

ここから山の中を歩くコースになり、山頂までは2kmです。
全体的に緩やかな登りコースになります。
途中鎖場があり、滑落の危険性があるので注意しましょう。
鎖場付近では視界が開け、大山を望むことができます。
大山の裏側を見られるのは丹沢山地だけなので貴重な姿になります。
f:id:tacumix:20160503100559j:image
鎖場から山頂までは木の階段を登っていきます。基本的に一人分の幅しかありませんが
途中途中で二人分になり、追い越しできるようになっています。
そしてみやま山荘の脇を通ると山頂です。
下は丹沢山の一等三角点です。
f:id:tacumix:20160503100750j:image

丹沢山から蛭ヶ岳まで

丹沢山から蛭ヶ岳までは3.2kmあります。
蛭ヶ岳までは稜線伝いになりますが道が大変狭いのですれ違いには注意しましょう。
f:id:tacumix:20160503101046j:image
下の写真は降りてきて後ろを撮った写真です。
このように危ない箇所もあるので要注意です。
f:id:tacumix:20160503101206j:image
逆にこのような狭い部分を登る箇所もあります。
f:id:tacumix:20160503101234j:image

丹沢山から下山(本谷ルート)

行きと違い、帰りは本谷ルートで帰りました。
特に理由はないですが結果的には階段のない尾根を降りるので下山時に向いているかもしれません。
ただ、あまりマーキングも無いので遭難には注意しましょう。
丹沢山地は水処ですが、水場は無いのでしっかりと水分を持っていきましょう。
また山頂バッジはみやま山荘か蛭ヶ岳の山荘で購入することができます。