2020年7月23日 39・40/100 荒島岳と白山
7月の3連休を使って北陸は荒島岳と白山に登ってきました
荒島岳
最初に登ったのは福井県の荒島岳です。 ブナの森として有名らしいのですが同時にクマの出没地帯でもあり大変緊張しました。
記録
登山口から分岐点まで
荒島岳の駐車場はいくつかあるのですが、今回は勝原(かどはら)スキー場跡地を利用しました。 天候は未明から雨です。
先行の車はいたのですが雨のためかしばらくして帰ってしまい私がこの日最初の登山者でした。 しかしながら冒頭のように熊がどうしても怖くなってしまい30分くらい躊躇していました。
登山口にあるトイレは比較的綺麗で洋式です。
またトイレ前には靴を洗える場所があり今日のような天気でも安心して登れます。
トイレの右側を進むと登山道に入ります。
かつてはゲレンデだった場所を登っていくため写真では分かりづらいですが傾斜と距離があり ここで頑張ってしまうと後々足を吊るようになります。
ゲレンデを抜けて右手に進むと未舗装路になります。
しばらくこのような生い茂ったルートを進みます。
すると一度開けた場所に出るのですが、かつてのリフトの残骸ありここがゲレンデの終点だったようです。
いよいよここから登山道になります。
とはいうものの、当該ルートは全体的に林の中を進むため眺望はよくありません。
私は初めてだったのですが足を進めると足に何かついてきてビックリしました。 ヒキガエルです。 カエルが山にいるというのは知らなかったので最初は心臓が止まるかと思いましたし危うく踏みそうになってしまいました。
山の奥に進むにつれてブナ林が広がります。
登るにつれて雨脚が強まってきたのですが晴れていると白山が見えるみたいです。 前回の日光が晴れていただけに残念です。
荒島岳はアップダウンが多いです。 分岐点までに2回ほど上り下りをします。
そして分岐点。 水たまりができています。
分岐点から山頂まで
分岐点を左に進むとしばらく下りになり、再び登ります。 少し傾斜がきつく鎖があります。
稜線に出ると視界がひらけます。
ニセピークでした。。。。
雨の日は本当に滑りやすいので気をつけてください。
そして登頂です。
眺望0
昔、三重県の桑名市に住んでいたのですがそこで登った多度山が望めるみたいで驚きました。
荒島岳には一等三角点が設置されています。
帰りもヒキガエルに驚かされながら尻もちすることなく降りてきました。
白山
道の駅で荒島岳のバッジを購入し、そのまま石川県の白山へと向かいます。
記録
シーズン中は駐車場から登山口となる別当出合まで有料マイクロバスでの送迎があります。 これに乗らないと高低差の激しい道を歩くことになるのですが帰りは何とか終バスで戻ってくることができました。
駐車場から別当出合
駐車場までは渓谷のような道を進みます。 工事車両も出入りしているのですれ違いには気をつけましょう。 今日は天気も微妙ながらお昼時で午前の部が帰っているためか駐車場は空いていたようでした。
ここから20分ほどバスに乗って登山口の別当出合に行きます。 バスはマイクロバスですが15分に1本出ているようで私一人ですが送り届けてもらいました。
白山も別当出合から山頂まで登れるルートはいくつかあるのですが最短ルートで行きました。
私は吊橋を渡るルートにしました。
吊橋は川からかなりの高度感があり、この日は霧だったため余計に恐怖心をいだきます。 ジュラシックパーク3のような状況でした。
室堂まで
橋を渡ると登り専用と降り専用のルートに別れます。 体感的には降り専用ルートの方が距離があります。
登山ルートは全体的に整備が行き届いており荒島岳を登ってきた私としては登りやすいルートになっているかと思います。
少し登ると広場に出るのですがその後は再び石畳のような場所を登っていきます。
白山もところどころ開けた場所に出ますが森林限界以下では生い茂った場所を通ります。
森林限界に近づくと崖っぽいところを通るようになりここから眺望が良くなります(この日は悪天候でしたが)
雨は荒島岳ほどではなかったですが、それまでに降っていた雨で登山道は川になっています。
御嶽山のように川が山頂から流れていました。
YAMAPでは室堂までに水飲み場があるのですが、チョロチョロとしか出ておらず飲めません。 代わりにここにはイモリがいました。ピースしています。
登りきると室堂までは直線コースと岩場の登り30mくらい進むと室堂に到着します。
山頂まで
室堂センターでバッジを購入したあと山頂まで1kmの道のりを延々と登ります。 正直、バスに間に合うか微妙で諦めようとしましたが下山のスピードを上げればぎりぎり行ける見積もりが 立ったので行きました。 室堂センターに入るにはマスクの着用と入り口での検温が必要です。
最初は石畳だったのですがすぐにがれ場に移ります。
そして山頂をゲットしました。 白山も一等三角点です。
この後は急いで下山したのですが最後の方は猛ダッシュするほど時間が競っており厳しい山行でした。
これでようやく40座になりました。