【35/日本百名山】2018年7月15日 御嶽山
御嶽山に登ってきました。
君の名は。にハマってからずっと行きたかった場所。
なぜなら
隠り世があるから
モデルらしいです、四の池。
今回は中の湯登山口から登ります。。
噴火から早四年だけどたくさんの車が止まっていました。
入り口にはこの看板。何かあった時のシミュレーションと最悪の事態を想定しつついざ出陣します。
山岳信仰の山でもある御嶽山は色々な箇所に祠や鳥居がありました。
少し朽ちた登山道。僕は歩きやすかったけどやっぱり整備にもお金かかるしそこまでには回復してないのかな。
登るごとに晴れていく。夏空だ。
最初の七合目の小屋が見えてきた。無人だ。
ここまでコースタイム40分の半分、20分だ。
すでに汗がやばい。さすがは夏。
その10分後には友人の小屋にきた。
ここは御嶽ロープウェイから最も近い小屋だ。
行きも帰りも賑わっていた。
僕の印象では独立峰にしては川が多い印象。
至る所からせせらぎが聞こえる。
環境に対して違和感のある大きな岩。そしてそれに根を生やす木。昔噴火した際の噴石だろうか…まだ2000m付近なだけに自然の猛威を目の当たりにする。
だんだんと視界が開けてくる登山道。
雲が近い
視界がひらけ切ったところで8合目?の小屋についた。山頂付近が見える。あそこに今から行くのだと思うとワクワクと緊張を覚える。
なぜかハム太郎。。。
雲が近い。空も澄み渡っている。あまりの綺麗さに感動してしまった。そりゃ誰ものが登りたがるよなと。
墓だろうか…至る所にある。
後ろには小屋。小屋から先は登山道が荒廃している。手付かずといった印象だ。
倒壊した鳥居。新しそうなだけに噴石か?雪か?自然の恐ろしさを感じる。
眺望は申し分ない。
しかし本当に美しい山だ。これだけを見て御嶽山と答えられる人はどれだけいるのだろうか?
みんな灰色の山を想像するだろう。
森林限界が近づく。
後ろには登山者たち。
9合目小屋。噴火の影響で廃業した小屋だ。屋根の上には当時の噴石が残っている。
こんなの喰らったら終わりだ。
またもや鳥居。そういえば至る所に鐘もあった。
鳥居の抜けて少し登ったところで立ち入り禁止の看板がある。噴火レベルは1に下がったが、地元の条例で今も禁止されている。
当時はレベル1で噴火したのだからやむを得ない。
今回はここを山頂としよう。
目的地に行くべく二の池方面に行くことにする。
加工なしでこの青さだ。
遠目にもブルーさが分かる三の池。
空も池も御嶽ブルーといえよう。
完全な森林限界だ。
これが二の池だという。写真で見た青さは無く火山灰だけが残る。
山頂から見たら真っ白なのだろうか。
遠くに望む剣ヶ峰。
噴火当時は山に全く興味がなくて御嶽山なんて存在すら知らなかった。
三の池に向かう。
あれは摩利支天だろうか?
一度草原を抜けるこの感じは鳥海山にそっくりだ。
後ろには本山
そして三の池が見えた。とても美しい。
そして今回の一番の目的、四の池を捉えた。
映画の方が当然綺麗だが分かる人には分かる、似てる。
四の池に降りるには三の池との間の火口縁を歩く必要がある。
そして隠り世とこの世を結ぶ川が見えました。
残念ながらこの先はロープで入れません。
またこの道を登るのは気がひけます。
空が近いからか絵に描いたような感じになっています。
そんなこんなで総距離13.1kmを歩いて来ました。