車と日帰りで二荒山神社から男体山に登る-8/日本百名山-

名前(なまえ) 男体山(なんたいさん)
エリア 栃木県日光市
標高 2486m
三角点 一等三角点
登ったコース 二荒山神社中宮
距離 8km(往復)
標準タイム 5時間25分(3:05/2:20)
自己タイム 9時間00分
日帰り
登頂回数 1
947 269 481*83

 

中禅寺湖を作ったとされる火山

日光男体山日光国立公園内にある標高2484mの成層火山であり活火山です。

中禅寺湖の北側に位置しています。

他の山と同様に古代から山岳信仰の対象とされ山頂には日光二荒山神社の奥宮が設置されています。

この山の噴火で流れ出た溶岩が湯川をせき止め中禅寺湖を作りました。

また戦場ヶ原もかつては湖でこちらも男体山噴火による溶岩でできたものです。

火山らしく山頂付近に出ると溶岩石で土が赤くなっています。

 

周辺観光地のシンボル的存在

私は関東地方出資なのですが、小学校の修学旅行は伝統的に日光でした。

やはりいろは坂を登って華厳の滝に行くのですが必ずと行っていいほど男体山についてバスガイドさんがお話されています。

中禅寺湖華厳の滝とセットで考えられています。

紅葉スポットとしても有名です。

 

山頂から見下ろす中禅寺湖は圧巻

私が登頂した日はガスがかかっていたのですが、下山時には晴れてきて中禅寺湖を見下ろせるようになりました。

他の山からも中禅寺湖を見ることができますが高度感と距離感を以て見られるのは中禅寺湖を作った男体山ならではだと思います。

晴れた日には日光白根山武尊山など他の日本百名山も見ることができると思います。

 

コース紹介

日光二荒山神社中宮

関東地方から中禅寺湖に向かうとなると必ずいろは坂を使うかと思います。

いろは坂を抜けきったところで信号があるのですが右に行くと華厳の滝、左に行くと中禅寺湖外周に出ます。

男体山へ行くには信号を左に曲がります。上記のマップコードを設定していたら大丈夫だと思います。

ここらへんには野生のニホンザルがいるので食べ物や荷物等の強奪には注意しましょう。

 

男体山日光二荒山神社が管理している山になるため入山料が必要です。大人一人500円です。

入山料を納めるとお守りをいただけます。

開門は朝の6時です。事前に受付を済ませましょう。

2020年は5月25日から11月11日まで開山期間です。

熊も出るそうなので熊よけ鈴は持参しましょう。

 

登山口から四合目

登山口の門をくぐると最初に階段が出てきます。

 

が、すぐに緩やかな登りに入ります。林道と合流する三合目まではこのような道が続きます。

特に土が湿っている時は滑りやすくなるので気をつけてください。

 

三合目終盤で視界が開けてくるので振り返ると中禅寺湖を見ることができます。

 

林道を抜けて四合目に到着しました。四合目から八合目まではほぼ直登になります。

写真では階段が写っていますが、それ以上は坂道やガレ場が続きます。

 

四合目から山頂

標高を上げても後ろが切り開いているので中禅寺湖を眺めながら登ることができます。

言い換えると登ったことを実感できる山です。

 

写真はありませんが、七合目からは観音薙と呼ばれる大岩地帯になります。登り降りには注意しましょう。

八合目に到着です。

 

八合目から九合目までは土のうが敷かれた坂道になります。

かなり体力が奪われるので気をつけましょう。

森林地帯を抜けきると山容は一気に火山帯へと変化します。

 

ここから更に山頂を目指していきますが登りが続いていきます。

最後のひと踏ん張りです。ここはいわゆるザレ場で滑りやすいです。

 

そして山頂に到着です。

下の画像の鳥居があるところが山頂で一等三角点もそこにあります。

 

 

下山すると登山口の門の前には靴を洗う場所があるので必ず男体山の土を落としていきましょう。

山岳信仰ではその山の土を外に持ち運ぶことがご法度のようです。