【32/日本百名山】2017年12月3日 木曽駒ヶ岳
木曽駒ヶ岳に行ってきました。
木曽駒ヶ岳は日本百名山の一つで、中央アルプスに所属している山。
標高2656mながらも2600mちょっとまではロープウェイでいけるっていう手軽さ。
ちなみにこのロープウェイの駅は日本一高い駅で、かつ、日本で最初の山岳ロープウェイらしい。
行き
いつもは往路は下道で行くのだけれどさすがに今回は急いでいたので中央道で行きました。 ここはほんと好き!!山好きのための高速道路だよね。
一宮御坂付近で南アルプスが見えてきました
そして正面には八ヶ岳。 ぱっとみ去年より雪が少ないような・・・
近づく八ヶ岳、興奮がとまらない
そして169kmポストからは出ました北アルプス!!
たぶん、こう
さすがは日本海からの気流がぶつかるだけあって雪がすごい
そして13:02に木曽駒ヶ岳のふもと、菅の台バスセンターに到着しました。 ちなみに乗用車は1日600円です。 ここからバスに乗り換えてロープウェイの駅に行きます。 所要時間は30分です。 途中でカモシカに遭遇し、バスの運転手さんが停めてくれました。
ちなみにロープウェイとバスの往復運賃は大人で3,900円です。 なかなか高いです(^_^;)
なお、12月4日~8日まではメンテナンスのために運休しているので気をつけましょう。
ちなみに往復のチケットです。
ロープウェイ
ロープウェイ駅:しらび平に到着。 そういえば新穂高ロープウェイもそうだけどロープウェイ駅って◯◯平ってのが多い気がする
ちなみにしらび平はシラビソが生えていることからそう名づけられたとか。
これが乗っていくロープウェイ
それでは出発~♪ しらび平は標高1662だそうですね!
南アルプスが見えてきました!!
谷底には川が流れています。
どんどん広がる南アルプス
そういえばTJARは木曽駒ヶ岳から南アルプスに向かうけど、 この距離はきついよな・・・
富士山が出てきました、わかりますかね?
あっという間に到着 標高2612mです。
登山開始
ロープウェイの駅を抜けるとそこには凄まじい光景が広がっていました。
洗浄式千畳敷カールです。
やばいっすね!!
このカールを急登するという。
スキーができそうw
イモトの番組で見たような光景
というか皆さん下山者ばかりです。 当たり前です。下りの最終便が16時なので登ってくるのは僕みたいなアホだけです。
雪原と南アルプス
写真ではいまいちですがけっこうな急登です。 しかも全然締まって無くて進みにくい 富士山の火山灰を連想するとわかりやすいですかね?
にしても空気が澄んでいるのでカメラ越しの空も深い青
下山者たち
景色はどんどんよくなっていきます
大きな岩を横切ると
乗越浄土です。 ちなみに駒ケ岳はこの写真の山のさらに奥にあります。
こちら宝剣岳
そして急いでいたため写真はなく、 15:13木曽駒ヶ岳ゲットです!!
北側には一ヶ月前に登りそこねた御嶽山と位置的に乗鞍岳でしょうか?
日本って美しい!!
空木岳方面
再び中岳
そして駒ケ岳から30分で降りてきました。 最後のほうアイゼン脱げて時間ロスしましたが・・・
いやー無事に降りてきて安心です。
黄昏の南アルプス
ちなみに山頂とロープウェイ駅は気温は同じで-5℃でした。 そして山頂でiPhoneの電源が寒すぎて落ちました。
帰りは恒例の諏訪湖SAにてアイスです。
駒ケ岳でiPhoneの電源が落ちたのでそこから下山までは直線になってます(T_T)
【31/日本百名山】2017年8月6日 両神山
登山口
少し時間が遅かったので一番上の駐車場まで行きます。 駐車場は日向大谷で、両神山荘の駐車場です。 500円かかります。
駐車場入口の看板に、宿泊しない人はかならず電話してくださいとあって 電話したのですが、どうやら登る前に山荘に一言伝えて、お金とナンバーのメモをすればいいようです。
駐車場のトイレに貼ってありました。 両神山といえばクマの出没多発の山域ですよね。
爆速登山とはいえ、熊鈴はつけました。
こんな狭いところからスタートです。
両神山の地図です。
井上陽水が聞こえてきます。
メインコースのこのルートは、山頂まで片道5.6km程度です。
登山道
さすがは奥秩父だけあって水がきれいです。 しかも、両神山はルートの2/3は沢沿いなのできれいな水ときれいなせせらぎを聞きながら 登っていけます。夏にぴったりな山です。
ちなみに名前の由来は、2つの神様なのですが、モンスト(古)やってる人なら お世話になっているかと思います。
日本列島を生んだ方々ですよね?
登山道は終始こんな感じです。 山自体が険しく、傾斜に作られているので滑落だけは注意してください。 けっこうぬかるんでますし。
沢だらけでたまらないです。
鎖場もあります。
いたるところに石像やら墓みたいなのがあります。
橋もありますよ~
気持ちいい
橋をわたると核心部といいますか、本格的な急勾配が続きます。
明王らしき像があります。 これまで山で観てきたのから察すると不動明王?
山頂まで1.8kmというところで山小屋が出てきます。 きれいな山小屋ですが無人だそうですよ。
水量少ないですが滝です。
小屋から400mだけですがほぼ壁みたいな傾斜をトラバースして登るのでしんどいです。 のっこし的なところに着きました。 このあとも登り続けます。
鎖場がまだまだあります。
階段もあります。 どうやってパーツを持ってきたのでしょうか。 感謝です。
まだまだ登ります。 ガスってきました。
両神神社です。
よく山頂付近には神社があるのですが、ここの神社って 他の山、そこらの神社とも違うのですよ。
観てください、これ。
狛犬じゃん!!って?
じゃあ別のアングル。
これでもかー!!
いや、白戸家の主じゃないですよ。
しつこいですね・・・すみませんm( )m
実は両神神社の狛犬はただの犬ではなく、もののけ姫でいう山犬:オオカミなんです。
なぜオオカミかはわかりませんが、これを作った頃にはニホンオオカミがまだいたのでしょうか? ガスが漂っていると不気味ですw
最後のロープ場を抜け、
板のステップを超えると
山頂です!!!!!!!
きれいな三角点と思ったら、国土地理院が埋設したものでした。
束の間の晴れ模様
下山
登山口まで数百メートルというところでお花が手向けてありました。 恐らくどなたかがここで亡くなられたようです。 ご冥福をお祈りします。
そういえば両神山ってかなりの遭難者を出してますよね。 どんな山でも気を引き締めていかなくてはなりません。
両神山を後にして下道で帰っていると遠くに不気味な山が見えてきます。 あとあと調べてみたところ、武甲山でした。 北側だけはセメントの材料として採掘され、禿げてるようです。 この光景は、伊吹山で観た光景です。 でも1300mがこんな近くにあると圧巻です。
両神山もチャートっていう石灰質の岩だそうで、ここから昔は海底にあったみたいです。
帰りは4時間くらいかかって帰宅しました。 下道は長いですが、景色が見飽きないので眠くならなくて助かります。
【28・29・30/百名山】2016年7月23日 蓼科山→霧ヶ峰→美ヶ原
今日は長野で日帰りできる3つの山、 蓼科山→霧ヶ峰→美ヶ原に登頂目的に行ってきました。
コンディションはまたまた雨と強風…
蓼科山
南から攻めていくことにしました。 3座の中でも登山らしい山なので先にやっつけておくのも理由の一つです。
8時過ぎに家を出たものの、圏央道から中央道に切り替えるところで 1時間くらい渋滞にはまりました。どうやら事故渋滞が中央道であったようです。
なんとか急いで登山口に着いたのは午後12時過ぎです。 今日のスタイルは爆速登山なのでOMMの25リットルザックに、ランニングシューズという 格好です。
ちなみに、登山口はいくつかありますが、今回は7合目登山口にしました。
マップコード: 816 125 160*06
一つ思ったのですが、最初からマップコードを入力すれば一発で場所が出てきますね… あまりの便利さに離せません。
話を戻して、今日は悪天候だったということもあり いつも混みやすい登山口前の駐車場は空いてました。
この鳥居をくぐって登山開始となります。
鳥居の隣の看板です。
登山道はこんな平坦な道が続きます。
原生林? 見覚えあるなと思っていたら赤岳に行った時に観た光景でした。 あとあと調べたら蓼科山は北八ヶ岳だったんですね! 納得。
結構歩きやすい道です。 ソールがつるつるの僕では滑りまくりましたが。
楽勝と思っていたら、急登の始まりでした…
そして蓼科山荘到着です。 帰りにバッジを買いましたが、わざわざ山荘のお姉さんが出てきてくださり、 色々とお話させていただきました。 ここまで優しくされたの初めてでして、惚れてしまいました。 山の女性は素敵です♡
山荘を過ぎるとひたすら急登のがれ場になります。 この斜度と雰囲気は瑞牆山にそっくりです。
そして蓼科山登頂です。 なんにもわからない。
1時間34分でピストンしました。 帰り際に団体のおばちゃんに「もう頂上まで行ってきたの!?」 「スーパーマンやね」 って言われちゃいました。
ありがとうございます、若さを理由にはしません。 この1年のトレーニングあってのことです。 それが爆速登山というスタイルです。 仕事と同じですが、早けりゃいいってもんでもありませんしねー
霧ヶ峰
さっさと蓼科を後にして、ビーナスラインを走って今度は 霧ヶ峰へと向かいます。 これまたあとで調べてわかりましたが立山同様に その地域一帯を霧ヶ峰というらしく、いくつかのピークがあるみたいです。 その最高峰である車山登頂を霧ヶ峰登頂としました。
ところで霧ヶ峰って聞いたら、
やっぱり、
エアコンですよねw
あの(エアコンの)霧ヶ峰ってこの霧ヶ峰高原が由来らしいですよ。
つまり、僕は天然のエアコンを浴びてきたってことですよね!!
ガスですけど。
霧の霧ヶ峰。
駐車場は無料ですが看板に2~3時間までにしてくださいとあるので さっさと登っちゃいましょう。
登山というよりはハイキング的なコースでほとんど傾斜はありません。
車山だけにタイヤが飾ってあります。
名前は知りません。
いっぽう、こちらはニッコウキスゲです。 今がシーズンのようですね。
ガスの道をてくてく歩き、
車山到着です。 レーダードームがありました。
ほぼ散歩です。
美ヶ原
問題はここです。 美ヶ原もそのような山頂はなく、いくつかの名所が合わさってるのですが、 1番高いのは王ヶ頭というところ。 急いで登りたいのでいくつかある駐車場のうち1番近いところを選びますが、 霧ヶ峰から行くと57km先でこれがひたすら峠道。 おかげでヘアピンをクリアするのがうまくなりましたw
霧ヶ峰を出た時点で15時を過ぎていたので超急ぎます。
着いたのは16:30で、バッジを買う予定のセンターではシャッターが降ろされ 買えませんでした。それでも来たのだから、登る。これに徹底します。
地図です。王ヶ頭超近いかも。
霧の中を進んでいくのですが視程20m程度でよくわからず。 気づけば牧場にいたようで、牛がめっちゃいました。
霧で肝心の王ヶ頭が全然わかりませんでしたが、 レーダードームの間を歩いていたら見つけました。
それにしても本当なら素晴らしい光景が広がっているようですが、 ひどい登頂です。 なんで今年は週末の天気が悪いのさ―
帰り
帰りは中央道から一宮御坂で降り、下道で帰ってきました。 見てください、日本一への灯火ですよ。
方角的に富士吉田だと思います。 写真では感度悪いので点ですがちゃんと道になってました。
さて来週は同期とBBQであきる野市に行くのですが、日曜日の登山を両神山にするか 富士山にするかで悩んでいます。
美ヶ原はネットでバッジ買おうかな…
2017年7月3日 大山→鳥尾山 日帰り縦走
交通機関
今回は片道縦走となるので車ではいけません。 最寄駅から隣駅まで電車で移動し、 そこからバスで伊勢原駅まで行きました。さらに伊勢原から大山ケーブル駅行きのバスに乗って麓のバス停まで行きます。
大山アタック(山頂行ってません)
阿夫利神社下社では縄が出てました。 当然くぐります。
下山者ばかりなのに登っていく人、一人。 それが爆速登山ですから(笑)
今回は山頂には行かず200m手前の 分岐路でヤビツ峠方面の道にいきます。 さすが神奈川といいますか、道が整えられてます。 しかも山頂より眺めがいいという。
どうすかこれ? 山頂より眺め良いんすよ(2回目) しかも人いませんし。
鳥尾山
ヤビツ峠に出てしばらくアスファルトを走ると鳥尾山いきのルートに行きます。 ここはマイナーコースなので人は ほとんどいません。 二ノ塔、三ノ塔を経て鳥尾山に向かいます。
三ノ塔から撮った鳥尾山です。 三ノ塔は開けてて良い場所です。 そこから稜線で鳥尾山です。 が、けっこう傾斜きついので滑落注意です。
鳥尾山小屋 本当は塔ノ岳まで行きたかったのですが、時間がないので諦めて大倉に向かいます。
大倉まではひたすら林道です。 疲れる。
渋沢駅から1.5km先のお風呂に行くことにしました。
という旅でした
【26・27/日本百名山】2017年7月8日 雲取山・大菩薩嶺 ダブルアタック
やっと晴れ間が広がってきました。 7/7午後の予報では白山と荒島岳が土日でそれぞれ晴れていい感じでしたが、 夕方見てみると微妙な天気に…
帰宅後、ギリギリまで迷い無難な近場にしました。 そうです、雲取山と両神山です。
あれ?タイトルと違うやんって?
さ、書いていきましょう。
雲取山
最初のアタックは雲取山です。
雲取山って聞いたことあります?
これ東京都最高峰なんですよ!! 東京都最高峰が高尾山とか言ってる馬鹿者は 私が独標にしてやりますわw
雲取山は山梨県との境、つまり奥多摩にある山で 標高なんと2017mです!!
ようは、いつ登るの?今でしょっ!!(古) ってわけですよ。 6月に登ることにしていたのですが、今年は週末の天気が悪すぎて 駄目でした。 GPVを見る限りはGOサインが出ています。 予報を見ても前線らしきものが石川から静岡で南北にきれいに停滞しているので 天気上は問題なし。
行きます、私。登ります、山。
ということで車のエンジンを温め、Ready Go!
行きのルートは小田厚→圏央道→山道(笑)です。
カーナビは例によって目的地が入力できないので、 鴨沢で探してらしき場所をメモリ地点として目的地にしました。
人気の山なのですぐに混むとは知っていましたが、07:08に到着して ご覧の状態です。
なのでこの写真と撮影した、ガードレールそばに停めました。
駐車場から2,300mくらい歩くと登山口にぶつかります。 標高年だけあって大きめの看板が出迎えてくれました。 山頂は東京都になってますが登山口は山梨県なのでしょうか?
この山は多摩川の水源林だそうです。だから針葉樹?
けっこう涼しい道を登っていきます。
と思えば尾根に這い上がるまでの道はぬかるんでいるところがほとんどでした。 写真は撮っていませんが、枯れ葉にはヒルもいたのでなるべく露出の低い 服で行くのが吉でしょう。
08:00 堂所と呼ばれるポイントに着きました
七つ石小屋です。バッジは売り切れでした。 なお、YAMAPの地図にはありませんが、小屋から100m進んだところに 水場があります。超冷たいです、ありがたく頂戴しました。
しばらくすると稜線に出ます。青空が素晴らしい! 夏っす。
出ました、ダンシングツリーです!!
生存競争に勝つためにはオリジナリティが必要だと どこかのブログにありましたが、身をもって学ばせてもらいました。
さすが稜線だけあって見晴らしサイコーです
奥多摩小屋です。バッジを買おうにも営業していませんでした(T_T)
稜線のくせに登りの急勾配ぱねーっす
ピークをとらえました。
雲取山登頂です!!
その名の通り、雲取山w
帰りにふと動くものが左に感じたので目を凝らすと 30mくらい先に鹿がいまいた。
雲取山の山行データです
道の駅たばやま で お風呂
このあとの両神山は場所が遠く、時間的に厳しいと感じて 今回のぼった登山口とは反対側にある三峯神社(みつみねじんじゃ)に御朱印を もらいに行くことにしました。 でも反対側っても雲取山を巻いていくのでその距離92kmもあります。 道中、道の駅たばやま があり、お風呂もあるというので寄ることにしました。
吊橋を渡るとお風呂があります。 大人600円です。 観光地の割には安くないですか? 先週の大山では1000円しますからね…
きれいな渓流です
ここで、ふとこの地形に見覚えがあったので もしやと思い脚を運んでみたらもしやでした!!
神奈川にはヤオマサっていうスーパーがあるんですが、 僕が小学校3・4年生のころ、つまり16,17年前になりますが、毎年夏に 食品メーカーのエスビーが小学生向けの一泊二日のキャンプを やってくれていたのです。僕はたまたま2年連続で当選して 行かせてもらったのですが、そのときのキャンプ場がなんとここでした!!
この吊橋は懐かしいですw
ここで遊んでました!! 記憶が蘇ります
ここでエスビーのカレールーを使って晩御飯を作りました。 確か7チームくらいあってどこのチームのカレーが美味しかったか 競い、帰りのバスで発表、優勝チームにはお菓子が配られました。 1年目の小3のときは辛いカレーを作ったものの、あまいカレーを作った チームが優勝したので、2年目の小4のときには甘いカレーを作ろうと提案し 作った結果、優勝しましたw みんなと作ったカレー、たのしかったな~ これはエスビーを始めどこのメーカーにも作れない格別な味でした。
1年目はちょうど左のロープに隠れている小屋に泊まりました。
なんでこんなに覚えているのかって言うと僕にとってとても刺激的な経験だったからです。 ボーイスカウトもやったことがない、家族でアウトドアをしたことがない、 両親は共働きで退屈だった小学校の夏休みという時間に刺激を与えてくれた それがこのキャンプでした。 エスビーさん、本当にありがとう。
思えば僕が自然を相手にすることを好きになった原点とも言えるでしょう。
ちなみにこの渓流、今はわかりませんが砂金がすごいですよ!!
このキャンプに参加した人がいたら連絡待ってます。
当時は無かったのですが、トウモロコシ畑のイメージが強くて 丹波山村を後にしつつここに昔歩いた道を通りました。 そしたら高圧線がめっちゃありました。ジュラシックパークでしか 見たことありません。猿対策でしょうか?
大菩薩嶺
で、青梅街道を走らせているもののナビをみるとまだ三峯神社までの距離は 80kmほど。帰りは下道と決めているのでさすがに遅くなるのは嫌です。 やめようか考えていたところ、「大菩薩嶺行き」と書かれたバスとすれちがいました。
うそっ!まじかよ!!
実は6月の山行で大菩薩嶺も狙っていたのですが、それしか用事がないのは ガソリンなどの費用的にコスパ悪いので躊躇していたのです。 調べると道のりで数キロしかありません。 これは行かないわけないでしょうと思い、向かいました。 駐車場は上日川峠という場所です。 青梅街道からだとせまい峠道を7.4kmほど登ったところに大菩薩嶺への駐車場があります。 僕が登ったときは午後だったので多くの下山車とすれ違いました。
先にバッジを買うのですが、ネットでも有名なようにここの山荘、 全国の百名山のバッジが買えます。それもピンバッジではなく、 山荘で買えるちゃんとしたバッジです。 雲取山で買えなかったバッジは大菩薩嶺で買えました。 甲武信ヶ岳も欲しかったのですが、持ち金がなく今回は断念しました。
時間が時間なので、14:24登山開始です。 登山スタイルは爆速登山です(謎)
いかにもクマがいそうな緩やかな尾根を登っていきます。
登り25分の道を12分で登ります。 にしても賑やかな山荘です。
この山荘で分岐するのですが、地図を見て驚きました。 大菩薩嶺≠大菩薩峠だと。 とうぜん高いところを目指します。ということで向かった先は 大菩薩嶺。
全体的に道は泥で滑ります。
鹿さんがいました。 ぱっとみ2頭ですが、よく見ると3頭います。
まだ緩やかですが段々ときつくなります。
急登を登りきり、振り返ると大菩薩湖が見えます。 頭上では雷が鳴ります。 とうぜん急ぎます。
黒岩に着きました。地図を見る限り等高線は一定です。 つまりあとは平坦な道。
皮が剥がれた木がいっぱいあります。 たぶん鹿による食害です。
15:10、大菩薩嶺登頂です。
ってあれ?よくみるアレがない。
アレ↓ 出典:http://www.yamakei-online.com/yamanavi/yama.php?yama_id=368
って調べた見たらアレは大菩薩峠の方でした、紛らわしい…
また雷が鳴ってきたので爆速下山です。
積乱雲がすぐそこです、そしてすぐそこで雷が鳴るという恐怖
帰りに急登部分ですべり、ナルゲンのボトル(青)を紛失しました(泣)
ということで片道の時間の半分の時間で大菩薩嶺をピストンしました。
ちなみにせっかく丹波山村で流した汗は再び、ここで汗まみれの戦闘服に 袖を通すことになり、大量の汗もかき意味のないものとなりました。 この600円で甲武信ヶ岳バッジ買えた…
ということでバッジ2個ゲットで27/日本百名山となりました。 あ、間違えて大菩薩峠のバッジを買ったのとそれに気づいたのが帰宅後ってのは ここだけの秘密にしておいてください。
帰り道
帰りは笛吹の方に出て、河口湖から山北、秦野中井を通ってくるいつもの ルートです。ここはフルーツ天国で、 ブドウにカバーを被せていました。 マスカット状態ですねw
で、ブドウを撮った地区の名称が祝という縁起がいい名前でした。
河口湖、山中湖ルートといえばやっぱりこれっすよね
YAMAPをみるとこの日のぼった人も多かったようです。 富士山はこの1年で4回登ってますが、今月末、御朱印をもらいにまた登ります。
僕は山梨側からみる富士が好きですね!!
さて次の三連休はいよいよ本命のあの山です。行けるといいな~
2017年6月24日 大磯→大山(伊勢原)縦走
先週の日曜日にことごとく失敗したタイトルの縦走ですが、あまりに悔しいので 本当に時間の問題だったのかを検証するため昨日、走ってきました。
ルートは、 実家→城山トンネル上→鷹取山→健速神社→権現山→弘法山→念仏山→高取山→浅間山→大山 と、青鳩トレイルランのコースを”なるべく”再現しています。
西小磯です。トウモロコシ畑がありました。 巻雲が出ているのでこの先天気は下り坂というところでしょうか。
もうすぐですね~
西小磯から城山トンネル上に向かうための林道を抜けます
電波塔です。思えば鉄塔系が多いルートだった気がします
遥か彼方にゴールである大山が見えます。てっぺんガスってる…
東の池ちかくの玄関にはツバメの巣ができてました ヒナかわええの
かれこれ3回目になりますが出発から50分で鷹取山頂上:鷹取神社に到着です。
平塚に入り金目川を目指します。 少し大山が近づいてきましたが、相変わらずガスガスです。
健速神社です。縁起がいい名前ですね。 社務所はありませんので御朱印はございません
小田急線を超えて、いよいよ山に入ります。ここからはほぼ縦走です。 名前知りません、この神社w でもきっとほとんど人は立ち入らないと思います。
出発から1時間半くらいで権現山に到着です。 富士見スポットらしいですが富士山は雲の向こう側です
権現山から弘法山へ向かいます。あじさいが綺麗に咲いていました。 こんなに暑いですが、まだ梅雨ですよね
弘法山に到着です。 お昼時ということもあって多くの人が休憩していました。 ちなみにここが大山までの唯一の水場になるので 補給しましょう。
弘法山を降り、大山と246の分岐点です。 前回は左に進み246へ出ました。今回は直進します
まだ丹沢山系ではないと思いますが、 熊の出没があるそうです。 役に立たないかもですが無いより有るほうがよし、鈴を携行しましょう。 ちなみにトレランコースでは善波分岐といわれるポイントです
動物よけのフェンスです。開けたら閉めましょう。 閉めるというのはロックまでです
鉄塔の下に道があります。
13:56、出発から2時間半くらいで念仏山です。 標高は低いものの眺めは良いです。
大山まであと8.3kmあります。先はまだまだ長いです
さらに30分後、高取山に到着です。 二等三角点がありました。
不動明王がいました、ここの名前は不動乗越らしい ここは舗装された林道ができていてこの先はマウンテンバイクが通れるようになっていました。 平塚から大山の手前に見えた鉄塔は恐らくこれだと思います。
浅間山のピークが見当たらず気がつけば大山の尾根に入っていました。 そしてなぜか首なし地蔵があるという…
浅間山付近でアップルウォッチが力尽きたため、ここからはiPhoneの YAMAPにバトンタッチです。
超久しぶりの動物でテンション上昇です! しかもここの鹿あんまり逃げない。 八ヶ岳ではめちゃくちゃ警戒心強かったのに
というか久しぶりの山ガール!?
そして16:26、大山山頂をゲットしました~ めっちゃ疲れた けどこの上ない達成感
夕方ということもあってすっかり曇ってしまいました
急いで下ります。 阿夫利神社下社が見えました。あそこまで下ります 見晴台から見た山頂です
帰りは大山ケーブルカー駅から伊勢原駅北口までバスで行きました。 自分の汗臭さと、下りの途中で躓いてヘッドスライディングしたため、 めっちゃ汚く、非常に申し訳ない気持ちです。 ので、
鶴巻温泉で降りて徒歩5分の弘法の里湯に行きました
大山登山者のお風呂ということで有名なのか玄関にザック置き場がありました。 ちなみに僕のザックは机の下にある黒と黄色のOMMです。 3年後のTJARに向けて買ってしまいました。 けっこう良いっすよ←
帰りはやっぱこれっすよね!!!!
今回はアップルウォッチからiPhoneに切り替えたので一括で 地図を出しきれませんでした。
まとめると、 総距離:29.6km 総消費カロリー:4086kcal 総時間:6時間26分
ということで
【24・25/日本百名山】2017年6月17日 大峯山・大台ケ原
久しぶりの記事&登山記事です。
土曜日は日帰りで大峰山と大台ケ原に行ってきました。 これで西日本エリアは後、4座:白山、荒島岳、阿蘇山、宮之浦岳です。
では、爆速登山の内容について書いていきます。
出発
週末だったのでグリーン車で帰って来ました(ドヤ顔) そのあと自転車で家に着き、登山に向け出発したのが22時前です。
大峰山は駐車場が朝から混みやすいと聞いていたので早めに着いた方が良いと判断。 不本意ながらも新東名を使うことにしました。
大磯から大峰山までのルートは 小田厚→東名→新東名→伊勢湾岸道→名阪国道 という流れです。 僕にとって距離が長い=金かかる ということなので名阪国道が無料というのはかなり大きかったです。 時間稼ぎにもなりました。
ただ、仕事上がりの出発なので幻覚が見えるほど眠く、 NEOSPA静岡で15分だけ仮眠しました。 ただ、NEOSPA静岡は上り側に施設があるので意外と遠いです。 体力が持つ限り 浜松SAで仮眠したほうが良いと思います。
昨年まで三重に住んでいましたし、伊勢湾岸道から名阪国道の道のりは記憶に新しく とくに困ることはありませんでした。
ただ、睡魔と闘いながらの運転だったのでよく覚えていませんw
そもそも大峰山ってカーナビ検索するときどこに設定すべきかわかりますか?
車で行くと、登山口のすぐそこにある「行者還トンネル西口(ぎょうじゃがえしりとんねるにしぐし)」が
最寄りの駐車場なのですがまあ、トンネル名で出てくるわけがないって話ですよ。
そこで、僕はこの山がある村名:天川村で検索し、周囲の山からこのトンネル西側を同定して 目的地に設定した。
名阪国道の郡山ICで降り京奈和道を通って駐車場までの取り付きルートに入った。 ファミリマートを右折してから、商店街に入り川沿いの林道を登って着く感じだ。 この林道が30kmくらいあり、しかも狭い。 舗装されているところが徳島の剣山への道と違うところですが、 これを深夜に走るとなると気づいたらバックミラー越しに後部座席に誰か座ってるかもしれないw
僕が走っている頃は明るくなっていた。
登山開始
ここが取り付きとなる駐車場です。 1日1000円です(高いよ)w 駐車するとすぐに支払いとなります。 いいビジネスですよねw 僕が着いたころは3台くらしか止まってませんでした。
ここが管理人の部屋です。
よくみるとバッジも売っています。
世界遺産だったんですね、ここ。
ちなみに大峰山は立山と同じように複数のピークの総称で、有名なのは弥山と八経ヶ岳です。 僕は職場のパイセンに「みせん」と言われるまでは「みやま」だと思っていました。
明らかに夜は何か出そうな雰囲気を醸し出しているトンネルです。
取り付きには登山届を出すボックスがあります。 結構山奥にある上に登山道がわかりにくい部分もあるので 出しておくに越したことはないでしょう。
道中
大峰山は見たところ広葉樹林帯のようです。 朝ということもあり涼しく、また、太陽の光が差していていかにも「森」って感じです。
涸沢ですが、手作りの橋を渡ります。 なぜこのような形なのかは不明です。
こういう木でできた橋って楽しいですよね。
たぶん、ここのルートは尾根です。 上り勾配が続きます。 天城山と同じようにカエルのような声が聞こえます。 ↑書いてる最中に調べたところ、アカゲラかオオアカゲラのドラミングという木をつつく音みたいでした。
これを観たら山に行きたくなるんじゃないですか?
道自体はめっちゃ整備されていると思います。
とにかく緑だらけで気持ちよすぎます。
45分程度で最初の看板に到着です。
弥山まで2時間だそうですが、 今回は爆速登山スタイルなのでもっと早いと思います。
歩きやすい、そして気持ちいい
稜線にたどり着くと熊野の山々が見えてきます。
前に登山者がいたのでポートレート
抜けるようなブルースカイブルー!!
一瞬だけ視界がひらけると、弥山のピークを捉えることができました。
誰だ?この人。 とりあえず錫杖持ってる人は崇め奉る
もう少しです。ここからガチの上り勾配。
久しぶりの雲海にテンション上昇
ここからは階段続きです。
いいね~ これがあるから登ることをやめられない
ケルンがありました
山頂らしき小屋が見えてきました
青空に映えます
大峰山とその付近の山です。
1時間45分で弥山登頂です
看板のその上には神社がありました。 皇太子殿下が来られたようです
錫杖と風景
八経ヶ岳へ
続いて向かったのは八経ヶ岳です。 八経ヶ岳は大峰山最高峰となっています。
だいたいピークtoピークって一回降りるんですよね・・・これがつらい
世界遺産とて酸性雨の影響は甚大です。 歩ける距離はあるきましょう
八経ヶ岳のすぐ下には柵でオオヤマレンゲっていう花が保護されていました。 超有名な花らしいですがごめんなさい、僕は高山植物に今のところ興味はありません。 いちぶ散ってました
あと少し
そして大峰山登頂です 振り返れば弥山が見えます
下山
帰りに行者さんとすれ違いました。 足袋で登ってくるとはすごいです
ちなみに弥山から八経ヶ岳までは20分くらいです。 帰りも含めると4時間で駐車場に帰ってきました。
大台ケ原へ
トンネルを通過して今度は大台ケ原へ向かいます
すげー真っ暗。夜は怖いですわ
昨年は道路凍結のため冬季閉鎖されていた大台ケ原に来ました。 大台ケ原もいくつかの山の総称です
えらい、人が多く観光地化されているようです
登山道はほぼ平坦です。 歩いていると臭いが。 これって…熊のフンじゃね?
平坦すぎてつまらない
しかも一瞬でガスった。さすがです
ガスのオンパレードです
これが大台ケ原最高峰の日出ヶ岳。 標点はこんなものです
展望台も寂しいです
熊の爪痕?
ということで
日本百名山の24座目と25座目をゲットしました。
お金が無いので帰りは完全なる下道です。 川沿い経て、針ICから亀山IC→国道1号線→国道23号線→箱根超え→西湘バイパス という感じで10時間で帰ってこれました。 時間かかるけどガソリンも浮くし飽きないしこういうの好きっす
三重にいたときはいつも夜だったので気づきませんでしたが たまたま右を向いたら君の名は。に出てきた風車がありましたよ
旅を締めくくるようかの夕焼け
来週は天気がよければ荒島岳と白山を登ります。
2017年4月30日_残雪期の富士山~富士宮ルート~
高度順化という名の暇つぶし
家を出たのが14:30くらいだったのですが、家から富士山まで一般道使っても道のりで70kmくらいしかないのです。 しばらく運転していると出ました、
上のほうがガスってますね!
ルート的には御殿場口に入る道を通り過ぎて富士宮口なのですが、 燃料が無くなりそうだったので一度降りてからもう一回アプローチしました。 ということでもう一度。
やっぱり上はガスですね。
富士宮口の駐車場はヘアピンカーブを抜けた先にあり、なんと標高は2400mです。 ドライブで来る人もいるみたいですが、急な標高の変化による体調不良には気をつけましょう。
で、駐車場につくなりガス…さっきの雲が少し降りてきたようです。 しかも、 駐車場に停車するやいなや、パウダースノーが降ってきました、そして激しい雷。 ぜったい落ちたでしょってくらい何回も近くで音がした。 雷のときは車にいた方が安全だそうですよ!! 理由は静電遮蔽っていって、雷は金属の箱であるボディをつたって地面に流れるのでその中にいる人は まったく大丈夫なんだそうです。 とはいってもオープンカーやサンルーフある人は危険度増すらしいので注意です。
GPVを見ると晴れるのは21時かららしいので、それまで一眠りしようと していたらわずか20分で、このザマです。 ノーマルタイヤの私は身動きとれないのでこのまま車内で暮らします。
6合目(2490m)まで
朝トイレで目が覚めると、 なかなかの夜景が広がっていました。 沼津あたりだと思います。富士山からだと駿河湾もすぐそこですね!
ではアタック開始です。 これ、友人から買い直すからって言ってもらったアップルウォッチです。 富士山の消費カロリーを知りたいらしい。
冬季閉鎖中は、この看板が見えるコンクリの壁をよいしょして進みます。
ここで標高合わせようとしたら思わぬハプニングが。 1年間使ってきたスントの高度計が電池切れで逝ってしまいましたorz なので今日は気温や標高がわかりません。
下に見えるのはトイレです。
6合目までは登るというより登りつつ移動するのがメインです。 この写真は御殿場ルート(東側)に向けて登っている先行者を撮った写真です。 ちなみに帰りは雪解け水の川ができてましたw
こう見えて意外と距離あるんですよー
すでに割れ目もできています。
山頂を見ると雲こそ無いものの強風で雪が舞い上がっています。 寒そうだな(´・ω・`) こう見えて寒さが大の苦手…
出発から20分で6合目の小屋に到着です。
伊豆半島です。
新7合目まで( 2790m)
6合目からアイゼンを装着して、なるべく直登でいきます。 ちょうど宝永山から朝日がこんにちはです。
太陽があると無いって全然違いますよね、気分も体温も。 ところで山頂はまだまだ強風です。 止む気配ないだろ、これ。
再度、伊豆半島。 今ググって手前の山がわかりました。 愛鷹山だそうです。 伊豆半島にあるピークってもしかして天城山??
富士山の傾斜を撮影
地面にはところどころアイスバーンが出ています。
振り返るとさっき抜かしたパーティ
風の仕業でしょうか? この日の富士山の雪質は大きく分けて このタイプと、写真右上のタイプがありましたが アイゼンが刺さったのは断然手前のような雪でした。
6合目から50分で新7合目到着です。
元祖7合目(3030m)まで
宝永火口のだいぶ上まで来ました
パウダースノーにおけるアイゼン状況です。 案の定ただ乗ってるだけです。
そして急に出現するアイスバーン
エビのしっぽが溶けたやつ?
新7合目から35分で元祖7合目到着
8合目(3220m)まで
もう上には8合目の小屋とその左にちらっと鳥居が見えます。
海で言う砂紋的なやつ!雪紋っていうのかな?
写真だとあっという間ですが結構苦労して登ってきました。
ね?結構標高稼ぎましたよね?
何を写したかったのかわかりません
元祖7合目から40分で8合目到着です
9合目(3400m)まで
富士吉田の鳥居と違って小銭が刺さっていないので きれいに見えます
見かけによらず、きつい9合目コース
なぜって? ご覧のように風を遮るのがないので、 一気に風が降りてきます。 降りてきては氷の粒が当たって痛いのです
8合目から40分で9合目です。
9.5合目(3550m)まで
スケールでかすぎて遠近感つかめません とりあえず山頂まで全然なのがわかりました
鳥居が埋まってます
…ここ何合目ですか!?
山頂まで
わからなくなったので知りません。
疲れた僕を抜かす登山者。 月2回ほど富士山登っているそうで 今回は今年8回目とか言ってました。 お鉢めぐりして帰るそうです。 彼のルートは正規ルートではないので 僕にはクリアできなさそうな場所だと思います。
あと少しで山頂というところで オブジェクトが出現 相当風が強いってことが分かります
下を見ると登山者がいっぱいです
後ろを向けば追従者発見です
そしてまた同じオブジェクト
山頂の鳥居が見えてきました
山頂はこれまた景色が違いますね
どうやらシーズン中はここで御朱印もらえるようですね!
剣ヶ峰捉えました
平坦な道を歩きます いつも通り最後の急登を登ります
すでに僕を抜かしてゴールしているお二方
最後のタイムチェックから1時間40分、日本最高峰到着です
ではご覧あれ
南アルプスが一望できます
ということであとはまっすぐ降りました 頂上で20分ほど休んだので 1時間40分で下まで帰ってきました
無事に帰れたことに感謝です。 この日は遭難事故がたくさんあったようで残念です。
帰り道
2017年4月23日_残雪期の西穂高岳
西穂高岳を登ってきました。
ちなみに、往路は実家から新穂高温泉の無料駐車場まで下道です。 三重に住んでいたときは岐阜県での渋滞に悩まされていましたが、こっちはこっちで山梨の国道20号線が 全然動きません。
15時に家を出て22時前に駐車場に着きます。 あとは7時までぐっすり車中泊です。 とはいっても寒さとかで目覚めてしまうのですが 少し外を見たら星が出ていたので撮影しました。 [f:id:tacumix:20170423215435j:plain] ソフトフィルター忘れました。。。。
目覚め
目を覚ますとすんごい景色が広がってました! 笠ヶ岳方面です。
焼岳方面です。
新穂高温泉から早朝アタックをしたことが無いので こんな景色があるとは知りませんでした。
ロープウェイへ
この時期のロープウェイの始発は8:30。 とは言ってもこの天気だとさすがに混むでしょう。 なので早めに並ぶべく進みます。
すると、何やら山菜らしきものが。 フキノトウです!!(タラの芽かと思ってググってみたら違ったという。。。) それもこんなにたくさん。 気温は1℃でしたが土はしっかり春ですね。
改めて目の前にこんなスケールが広がっていると普段は 冷静な僕でも興奮します。
そしてやるべきことは登山届の提出です。
ロープウェイは8:30出発の場合、20分前の8:10から 改札開始になる予定です。 今日は8:05には門が開きました。 会話を聞くとみなさん、独標まで行かれるようです。 ロープウェイの乗車券は1階の券売機または2階の窓口ですが なぜか皆さん2階に行きます。 券売機の私は一番乗りで並べました。 荷物を図ってみたら300円取られる加減の6kgを有に超えて 11kg。背負うと軽いのでついつい入れたくなります。 ロープウェイは登山者だけではなく、観光者も多いので ローソンなどでもチケットを扱っておりまして、 事前に買うと300円くらい往復で安くなるみたいです。
登山口へ
新穂高温泉から西穂高口までのロープウェイは2段階あります。 まず新穂高温泉から鍋平まで。 こちらは1階建てですが傾斜は日本一だそうで38度もあります。 めっちゃ楽です。
鍋平に降りると少し歩いて次のロープウェイに向かいます。 こちらは2階建てでして、新穂高ロープウェイといえばというくらい 有名です。 乗り換え時に焼岳が見えました。
見上げれば西穂高口に誘う鉄塔です。
車内には窓から見える山々の名称が書いてありました
出発するとまず最初に迎えてくれたのは槍ヶ岳です。
そして本日のメインディッシュ、西穂高岳です。
いや~生だと圧巻ですよ!!
で、もっかい槍ヶ岳。 こうやって見るとチョコンとしか出ていませんが、 そのチョコンとは200mくらいあります。 スケールがでかすぎて小さく見えてしまいます。
西鎌尾根らへんだと思います。
まずは西穂高山荘まで
では撮影した写真を使って改めて公式なピークを 見てみましょう。 って言う感じです。
観光名所も雪の中ですね。
黒部アルペンルートにも劣らない?雪の回廊を進みます。 と思いきやすぐに普通の道に。 雪に埋もれてます。 時折姿を見せる西穂高がかっこよすぎます。
登山開始から40分で西穂高山荘到着です。
少し休憩
テントがいっぱいでした。いつか仲間に入りたいな ここから新調したアイゼンを装着します。 外れる心配が無いというのは安心です。
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遠くには白山も見えます。
まずは独標まで
山荘前からいきなり傾斜が始まります。 それを超えると今度はスキーヤーに嬉しそうな傾斜が出てきます。 拡大してみるとシリセードやってます!楽しそう。 ちなみシリセードできる場所の傾斜はこんな感じです。 独標に人がいます。 笠ヶ岳がきれいです。 それにしても人が多いですね。 登山開始から55分で丸山到着です。 南方面を向きます。霞沢岳だそうです。 振り返ります。 これがクラックというやつでしょうか? 壁みたいなのもありますが、岩丸出しですね! それなりに斜度はあります。 でも小さなルンゼみたいな感じなので岩をホールドすれば楽勝です。 雪庇がすごいですねー 振り向けば雪庇でした。 そして開始から1時間40分で独標ゲットです。 例によってセルフタイマーです。
言葉にできません。
ピラミッドピークまで
ではその先に行きたいと思います。 写真ですと高度感でないのですが一気に 5mくらいおります。 こんな傾斜です。 アイスバーンが隠れているので注意が必要です。 目指すピラミッドピーク側には2名の人が下降中でした。 たまに雪庇のギリギリを歩かないと行けないときもあります。 独標を振り返ります。 先程の二人組の傾斜に取り付こうとしたときに 4名がロープで降りてくるところだったので 待ってました。 遅いからずっと待ってたのにすれ違うときに 誰も待ってたことに対して何も言わずに素通りしていきます。 ガイドですらです。 でもこの傾斜で雪がめっちゃ腐ってるので 結構すべります。 登り始めから2時間15分でピラミッドピーク到達です。
本命、西穂高岳へ
ピラミッドピークは独標と違ってただの通過点でしかありません。 早々に後にして西穂高に向かいます。 それにしても出てくるのは壁ばかりです笑 ふと見てみると何やら急峻に人影が。 60代くらいのおじさん2人組でした。 なんと!ショートカットとかいって 上高地側からずっと登ってきたとか。 当然、夏は岸壁なので冬ならではのルートになります。体力凄まじいですね! もうかれこれ冬の西穂高は10回くらい登っているそうですよ。
岩に向かって左巻きのステップに進むと捉えました! 西穂高岳の標識です。 先ほどのおじさんによると 厳冬期は巻かずに岩を直接登るみたいです。
最後の壁を登ります。 油断はできませんがあまりにもピラミッドピーク前の壁が登りにくかったのでこっち楽に感じます。 そういえばyoutubeに西穂前の壁で降り方間違えて滑落しそうな人の動画ありましたよね? コメントには上高地側にダイブとありましたが、ご覧の通り西穂前の壁は上高地側に岩があるので違うようです。 どこなのでしょう?
そんなこんなで、登り始めから2時間10分で西穂高到着です。
では最高の眺望を楽しんでください。 まずは笠ヶ岳界隈です。 続いて奥穂高とジャンダルム 前穂高 前穂高から右側(笑) さらに右側www 焼岳方面(登ってきたルートです) まとめてパノラマ化 白山方面
帰路
15分くらい上に滞在して帰ります。 西穂側から見たピラミッドピーク手前です。 雪庇
あとはテクテク歩き、たまにシリセードしてロープウェイ駅に到着したのは 開始から5時間30分でした。 ロープウェイから見た笠ヶ岳です。 すれ違うロープウェイ 売店には口噛み酒のボトルに入ったお酒が売ってました!高いなー 飛騨牛のステーキをいただきます。
帰りは松本から長野自動車道を経て中央道で帰ってきました。 諏訪湖です。今冬は御神渡り無かったですね。なんか残念です。 黄昏時の八ヶ岳
【23/日本百名山】2017年3月19日 天城山~私も超えたい天城越え~
1.今日のタスク
2.天城山
2.1.経緯
事前にGPVで晴れることがわかっていた本日。 母を連れて伊豆は天城山に登ることにしました。
2.2.道のり
西湘バイパスから伊豆スカイラインを抜けて ハイカー専用の無料駐車場がある天城高原ゴルフコースに向かいます。
道中、太陽が登ってきました。
駐車場は50台は停められたと思います。
トイレつき、洗い場付きです。
標高1000m程度にして雪です。
2.3.登山開始
ルートは四辻から天城山縦走路(万二郎岳を経る)と シャクナゲコースの2つがあるそうですが、 私たちは縦走コースから攻めることにしました。
2.4.For 万二郎岳
ちらほら雪があります。
橋も凍っています。軽々と歩む母
親切にも階段が作ってあります。
朝日が差し込んできました。
そんなに急な傾斜はなく、 ペースさえ一定にすれば登れます。 ただし、写真のように雪がある上に 凍っているので滑らないように 注意が必要です。 ノーアイゼンで行きました。
標高が上がると相模湾が望めます。
登山開始から40分程度で万二郎岳 獲りました。
三角点です。劣化しています。
東伊豆風力発電所が望めました。 写真に写っているかはわかりませんが、 そのずっと奥には石廊崎風力発電所が見えます。 なんだかんだ風車が好きみたいです、私。
ここから狂っていたスントの標高を三角点ベースで 合わせます。100mくらいずれていました。
2.5.For 万三郎岳
万二郎岳を後にし、いよいよ「天城山」で 知られる万三郎岳に向かいます。
だがしかし、ここからきついのです。
地図を見る限りでは万二郎岳から万二郎岳までは そのまま標高を上げるだけかと思っていたのですが、 万二郎岳から急勾配を降りて、中間のピークを登って また降りて万三郎岳に登るというドMなコースです。 この感触、甲武信ヶ岳の徳ちゃん新道に似ています。
急勾配では天城山の写真で有名な風景が望めました。 微かに写っているのがわかるでしょうか? ↑右に富士山があります。 そして左のが「中間のピーク」です。
しかし、急勾配で滑る滑る。
日の当たる斜面だからなのか、 万二郎岳の下りとは真逆で雪がほとんどありません。
かと思うのも束の間、雪山再出現です。
アセビのトンネル 残念ながら春から初夏にかけての花だそうで 何も咲いていません。
標高が上がるとプチ樹氷ができていました。
登山開始から1時間40分で万三郎岳登頂です。
ここは一等三角点のようです。
山頂の眺望は恵那山のようで あまりよろしくありませんが、 ベンチが3つあったりと休憩はできます。
ずっとやってみたかった 雪だるま熱燗をしてみました!! Loftに売ってます。1300円程度です。
今回からクッカーをステンレスから アルミニウムに変更しました。
PRIMUS(プリムス) イージークック・ソロセットS P-CK-K102【日本正規品】
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- 発売日: 2013/03/05
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理由はブログタイトルにふさわしいからです
熱伝導率の違いです。
ちなみにステンレスは
SUS304で16.7W/m・K
アルミニウムは236W/m・K
約15倍も違うのです。
つまりアルミニウムの方が早く確実に沸騰しますよ!! ってことです。 案の定、ちゃんと沸騰しました。 ぬるいラーメンからおさらばです。
なんで機械科出身のくせに知らなかったのでしょう、恥ずかしい。
20分程度休憩して下山です。
2.6.シャクナゲコース
万三郎岳から少し縦走路を進んでいくと200mくらいして シャクナゲコースに入れます。 めっちゃ急勾配&よう滑る
全体的にこの山は靴がどろんこになりますし、 下手すりゃコケてせっかくのウェアもドロドロになるので それなりに覚悟が必要だと思います。
帰りに出会ったマッチョな木です。
ということで帰りは2時間弱で下山完了です。
ちなみに登山バッジはゴルフの受付に売っています。 650円とやや高額です。
2.浄蓮の滝
天城山から車で60分。 私の十八番である石川さゆりさんの天城越えの 歌詞に出てくる名所を見に行ってきました。
つづら折り、浄蓮の滝、うらんでも~♪
わさびも育てていました。
気持ちよかったです。
3.修禅寺
この名前見て「おや?」って思った人います? 修善寺:地名 修禅寺:お寺の名前 だそうですよ! 天城山をおさめる神社が無いので 近場で有名な修禅寺に御朱印をもらいに行きました。 お坊さんが書いてくれました、 300円です。
そのほか、新芽が出ている河津桜
4.まとめ
天城山登りました。 どろんこになります。 バッジはゴルフの受付場所です。 浄蓮の滝は迫力満点でした。 修禅寺はいい場所です。 これで日本百名山は23座目です。