【31/日本百名山】2017年8月6日 両神山
登山口
少し時間が遅かったので一番上の駐車場まで行きます。 駐車場は日向大谷で、両神山荘の駐車場です。 500円かかります。
駐車場入口の看板に、宿泊しない人はかならず電話してくださいとあって 電話したのですが、どうやら登る前に山荘に一言伝えて、お金とナンバーのメモをすればいいようです。
駐車場のトイレに貼ってありました。 両神山といえばクマの出没多発の山域ですよね。
爆速登山とはいえ、熊鈴はつけました。
こんな狭いところからスタートです。
両神山の地図です。
井上陽水が聞こえてきます。
メインコースのこのルートは、山頂まで片道5.6km程度です。
登山道
さすがは奥秩父だけあって水がきれいです。 しかも、両神山はルートの2/3は沢沿いなのできれいな水ときれいなせせらぎを聞きながら 登っていけます。夏にぴったりな山です。
ちなみに名前の由来は、2つの神様なのですが、モンスト(古)やってる人なら お世話になっているかと思います。
日本列島を生んだ方々ですよね?
登山道は終始こんな感じです。 山自体が険しく、傾斜に作られているので滑落だけは注意してください。 けっこうぬかるんでますし。
沢だらけでたまらないです。
鎖場もあります。
いたるところに石像やら墓みたいなのがあります。
橋もありますよ~
気持ちいい
橋をわたると核心部といいますか、本格的な急勾配が続きます。
明王らしき像があります。 これまで山で観てきたのから察すると不動明王?
山頂まで1.8kmというところで山小屋が出てきます。 きれいな山小屋ですが無人だそうですよ。
水量少ないですが滝です。
小屋から400mだけですがほぼ壁みたいな傾斜をトラバースして登るのでしんどいです。 のっこし的なところに着きました。 このあとも登り続けます。
鎖場がまだまだあります。
階段もあります。 どうやってパーツを持ってきたのでしょうか。 感謝です。
まだまだ登ります。 ガスってきました。
両神神社です。
よく山頂付近には神社があるのですが、ここの神社って 他の山、そこらの神社とも違うのですよ。
観てください、これ。
狛犬じゃん!!って?
じゃあ別のアングル。
これでもかー!!
いや、白戸家の主じゃないですよ。
しつこいですね・・・すみませんm( )m
実は両神神社の狛犬はただの犬ではなく、もののけ姫でいう山犬:オオカミなんです。
なぜオオカミかはわかりませんが、これを作った頃にはニホンオオカミがまだいたのでしょうか? ガスが漂っていると不気味ですw
最後のロープ場を抜け、
板のステップを超えると
山頂です!!!!!!!
きれいな三角点と思ったら、国土地理院が埋設したものでした。
束の間の晴れ模様
下山
登山口まで数百メートルというところでお花が手向けてありました。 恐らくどなたかがここで亡くなられたようです。 ご冥福をお祈りします。
そういえば両神山ってかなりの遭難者を出してますよね。 どんな山でも気を引き締めていかなくてはなりません。
両神山を後にして下道で帰っていると遠くに不気味な山が見えてきます。 あとあと調べてみたところ、武甲山でした。 北側だけはセメントの材料として採掘され、禿げてるようです。 この光景は、伊吹山で観た光景です。 でも1300mがこんな近くにあると圧巻です。
両神山もチャートっていう石灰質の岩だそうで、ここから昔は海底にあったみたいです。
帰りは4時間くらいかかって帰宅しました。 下道は長いですが、景色が見飽きないので眠くならなくて助かります。